Food for Thought--カタカナ編

2024年9月21日

こんにちは、ラーニングスタジオあざみ野です。
 
今回からこのFood for Thought(考えるための材料)と題して、日々のちょっとした英語の話題について書いてみたいと思います。
 
いろんなシリーズでやりたいと思いますが、今回は、英語から来た「カタカナ編」です。
 
以前、カナダに住んでいた事は書きましたが、外国に住んでいて、たまに日本に里帰りしたりすると、その時の流行りのカタカナ、、つまりは和製英語を耳にしたりします。
 
本日は、最近よく聞く、「マウントを取る」についてふれます。
AIによる概要は、「自分が相手よりも優位であることをアピールする行為や行動を指します。自分のステータスや持ち物を自慢したり、他人を見下したりすることを意味します。」と出ています。
 
さて、英語の ”mount" は「乗る」「取り付ける」「備える」という意味があり、"wall-mounted cabinet" 「壁に取り付けてある棚」(mountedは過去分詞--取り付けられた)など、こう言った形でよく見かける単語ですが、
最近、「マウントを取る」人の話題をSNSなどで聞きます。
 
ではなぜ、マウント (mount) が使われるようになったのか?
  • 動物の行動学:サルなどの動物が弱い個体に馬乗りになり、自分の優位性を示す行為を「マウント」といいます。
  • 格闘技:格闘技の世界では、仰向けの相手に馬乗りになった体制のことを「マウントポジション」と呼びます。相手は身動きができず、一方的に攻撃することができるため、圧倒的に有利なポジションです。(AI概要)
というのが、納得できる説明ですね。一体誰が言い出したんでしょうね?
 
ちなみに英語では "one up"(有意に立つ、出し抜く)という言葉が動詞でも形容詞でも使われているようです。(take mountではありません!)
 
The guy is always trying to be one up on people around him.
 
こんな感じでしょうか?
でも、周りの人に嫌われちゃいそうなので、やめましょうね。
 
*写真は先日姪っ子と行った野毛です。
それではみなさん、また次回まで〜
(スタッフS)
 
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